好きなもの 映画
これまでで最も心に残っている映画を1本あげるとしたら、
スティーヴン・スピルバーグの『激突!』。
リチャード・マシスンの短編小説を映像化した、1971年製作のアメリカのTV映画ですが、初めてTVの洋画劇場で見た時のことは忘れられない記憶となっています。
大型トレーラータンクローリーを追い越した事がきっかけで、トレーラーの運転手に命を狙われるハメになるというシンプルな話ながら、スピルバーグ監督はその心理描写をうまく描いています。
1970年代以降の映画界の繁栄は彼の功績が大きいわけですが、
なかでも『レイダース 失われたアーク』はあまりの感動に、2度映画館に足を運びました。私が同じ映画を見るために映画館に2度訪れたのは、この作品とキアヌ・リーヴス主演の『コンスタンティン』くらい。
現在、さまざまな技術が飛躍的に向上しましたが、やはり1970年代の頃のような感動はもう味わえないと思っています。